クラミジア感染症：くらみじあかんせんしょう
病原体：
クラミジア・トラコマティス
感染経路：
性交、性交類似行為
症状：
ウイルス感染後3～20日の潜伏期間があります。男性・女性いずれも症状は軽い場合やほとんど無症状な場合が多く、気付かずに過ごしてしまう場合が多いですが、目やのどに感染するケースもあり、痛みや目やにが多くなるなどの症状を発症します。軽い症状がほとんどですが、悪化させれば失明する危険性もあります。陰部への発症は男性の場合、おしっこをする時の痛み・かゆみ・尿道から白っぽい膿が出るなどで、さらにひどくなると性器の腫れや炎症を発症します。女性の場合はおりものの増加・下腹部の痛みなどで、症状が進むと卵管・子宮に炎症を発症し、不妊症の原因になったりします。淋病と一緒に感染してしまうケースも多いようです。
予防法：
コンドームの使用
検査と治療：
血液検査や分泌物による検査を受けます。抗生物質の服用などで2週間程度の治療で治ります。しかし、一度治っても免疫ができるわけではないので、パートナー同士で再感染させてしまうことがよくあるようです。パートナーも感染してしまったら一緒に根気よく治療をするのが大切です。
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